地盤を知ることから始まる住まいづくり

マイホーム・・・それは夢の実現であり、人生最大事業のひとつです。

新築住宅の購入・建築計画をされる際、まずは不動産建設会社・工務店に相談されることでしょう。
お客様は新聞広告を見たり知人からの情報、何ヶ所も造成建築の現場に足を運んだりとさまざまな方法で家族の生活に合った立地条件、建物、そして予算などについて情報を集めます。
そして、その情報を基に新たな住宅建築購入計画の次のステップへと進んでいきます。

まだ意外と知られていない地盤の大切さ

計画が進むにつれてお客様が考えておられるマイホーム像が明確になってきます。
予算、そして建築場所の決定。次に、思い浮かべている間取にしよう、外壁の色など・・・・・
しかし、ここまでの段階では建築についての知識がない限り地盤についての話は出てこないのがほとんどのようです。今でこそ住宅産業界における地盤に関する 認識は深まってきましたが、実際にはお客様のほとんどが地盤に対する認識が薄いため、計画半ばで地盤調査の結果次第では思いもしなかった出費の可能性に顔 色を変えられることが多いようです。
供給する側にとっては地盤調査の結果、軟弱と判断された場合、リスクが増えるのは事実です。
目に見えない地盤のことを説明し納得していただくのは簡単なことではありません。
しかし、将来的リスクを無くすためにも今一度、地盤調査及び軟弱地盤の補強の必要性について再認識し、計画段階の早い時期にお客様に説明して、最善の方法で地盤に関する問題を解決するべきではないでしょうか。

地震による被害の大小

日本は活断層が多く「地震は起きません」と言い切れるところはありません。狭い国土に世界の火山の20%近くが集まっているわけですから、地震から逃れることはできないでしょう。
丈夫な構造の建物を・・・・という例として、最近では耐震構造。免震機材などを用いた建物も増えてきています。しかし何といっても、良好な地盤の上に建てるのが災害から免れる最良の手段です。
軟弱な地盤の場合、地盤補強工事を行い人工的に良好な地盤を作ることが有効な手段です。

知られざる地盤補強の効果

実際には、阪神淡路大震災の折にも、震源地に近いところであったにもかかわらず、適切な地盤補強工事を行った建物は、倒壊を免れ人命を守り、しかも被害は軽微であったとの実例が数多く報告されました。また、交通量の多い地域で地盤補強工事を行った建物は、車や電車の 振動も建物に伝えることが少なく、快適な暮らしに貢献しています。
これも、地盤補強工事のあまり知られていない効果なのです。