各種土質試験とは?
土質試験とは、構造物基礎や土構造物の建設に際して、その基礎地盤や土の材料の諸性質を「土質調査」で明らかにすることで、設計、施工にとって不可欠の条件であります。土質調査は、探査・観測・原位置試験など野外で行うものと、「室内土質試験」の2つに大別できます。 室内土質試験とは、日本工業規格(JIS)及び地盤工学(JGS)によって決められた試験方法により行い、土質の「状態と性質」を求め、土の「特徴」を明らかにし建設発生土の利用判定、また道路舗装設計の基となる資料として、土質試験は、大変重要で必要不可欠であります。
主な土質試験内容
- 土粒子の密度試験
- 土の含水比試験
- 土の粒度試験
- 土の液性限界、組成限界試験
- 突き固めによる土の締め固め試験
- 乱した土のCBR試験
- 土の一軸圧縮試験
- 土の三軸圧縮試験
- 土の圧密試験
- 配合試験
- 六価クロム溶出試験